介護士コラム PR

こんな施設は気をつけて!【ブラック施設の特徴と見極め方】

  • 今の職場を辞めたいけど転職先選びに失敗しないか心配
  • 今の職場が過酷すぎて次の施設もブラックではないか心配
  • ブラックな施設だけには転職したくない…

そんな悩みを抱えている介護士の方も、多いのではないでしょうか?

介護士が転職を考えた時に一番気をつけたいのが「ブラック施設の存在」です。

中には、新卒で入った施設を辞めて転職をしたけど、次の職場がブラック施設だったために1年で2回転職をしてしまうような人もいます。

あなたが転職を繰り返さないためにも、ブラック施設の特徴と見極めるためのポイントについてご紹介します。

この記事で紹介する「ブラック施設の見極め方」を理解した上で転職活動を進めれば、転職先選びに失敗して転職を繰り返すこともなくなります。

もし、転職を考えている介護士の方は、ぜひ転職活動の参考にしてみてくださいね。

ブラック施設でよく見かけられる特徴

まずは、ブラック施設の特徴をピックアップします。

3つ以上当てはまる施設は、介護士の離職率が高いブラック施設である可能性が高いです。

  1. 月60時間以上の残業がある
  2. サービス残業が当たり前な職場の雰囲気がある
  3. 給料が異常に高い、もしくは異常に低い
  4. 教育体制が整っていない
  5. 有給休暇の申請がしづらい雰囲気がある
  6. 高圧的で威圧的な上司や先輩がいる
  7. 介護士の暴言が飛び交っている
  8. 介護士の年齢が20代ばかり
  9. 医療ミスがいつ起きてもおかしくない
  10. ハローワークに常に求人を出している

あなたが今働いている施設は、どうでしょうか?

また、このような特徴を持った施設に転職をしてしまうと、先ほどお話したようにまた転職を繰り返すことになってしまいます。

ブラック施設が危険である4つの理由

キャリアカウセラー 京子
キャリアカウセラー 京子
もし、今あなたが働いている施設がブラックだった場合、今すぐにでも辞めた方がいい理由が4つあります。

精神が病んでしまい介護士を続けられなくなってしまう

ブラック施設で働いている介護士に多いのが、過酷な労働環境や劣悪な人間関係に心身ともに疲弊してしまい、メンタルが病んでしまうケースです。

心身に支障をきたしてしまい、最悪の場合、介護士として働くことも出来なくなってしまうこともあります。

業務に集中出来ず医療の質が下がってしまう

ブラック施設では、医療の質を下げてしまう可能性があります。

それは、上司からのパワハラや人間関係でのストレスに加えて、一人当たりの業務量が多く目の前の患者さんに集中出来ず医療の質が下がってしまうためです。

勉強時間を確保できずスキルアップが遅れてしまう

ブラック施設では勤務時間が長く、プライベートの時間が十分に確保出来ません。

そのため、スキルアップのための研修会や学会参加が出来ず、自己成長が遅れてしまいます。

ブラックな環境に慣れて麻痺してしまう

「郷に入らば郷に従え」で、ブラック施設で働くうちに職場に慣れてしまう人も少なくありません。

劣悪な環境で暴言を吐いてしまったり、医療の質が低いことが当たり前になってしまったり、同僚やスタッフにブラックな方働き方を強いるようになってしまうこともあります。

キャリアカウセラー 京子
キャリアカウセラー 京子
長くいればいるほど、ブラックな色に染まってしまうため、自身がブラック施設に加担してしまう前に退職することを検討しましょう。

ブラック施設を見極めるために転職前にチェックすべきポイント

ブラック施設を見極めるためには、【求人】【面接】【見学】において見極めるためのポイントがあります。

それぞれのチェックリストとして使える形で用意しているので、ぜひ転職をする時の参考にしてみてください。

【求人】の時に気をつけて見ておきたいポイント

  • 常に介護士募集の求人が出ている
  • 介護士以外の職種の募集も多い
  • 給与や賞与の詳しい記載がない
  • 残業や夜勤手当などに関する記載が曖昧
  • 年間休日数109日以下など休日が少ない
  • .「アットホームな職場」などふわっとした言葉が多用されている

【面接】の時に気をつけて見ておきたいポイント

  • 面接官が威圧的かつ圧迫面接をしてくる
  • 面接官が極端にフレンドリーで馴れ馴れしい
  • 面接のその場で採用が出て、入職日を急かされる
  • 介護士の離職率を聞いても曖昧に濁される
  • ポジティブな話ばかりでデメリットを教えてもらえない

【見学】の時に気をつけて見ておきたいポイント

  • 働いている介護士に笑顔があるか
  • 見学時にスタッフが挨拶をしてくれるか
  • 介護士の年齢層が偏っていないか
  • 医師や介護士の患者さんへの対応が丁寧か
  • 案内をしてくれる看護師の態度
  • 汚物室やトイレが汚くないか
  • 整理整頓や掃除が行き届いているか

ブラック施設を回避するには、介護士の口コミ情報を集めることが必須

介護士がブラック施設を回避するためには、働いていた介護士の口コミを知ることが重要になってきます。

先ほど、求人・面接・見学時においてブラック施設を見極めるためのポイントをお伝えしましたが、正直入職してみないと分からないこともたくさんあります。

特に新人介護士の場合、経験も少ないので「面接や見学ではすごく好印象な施設だったのに、実際に入ってみたら印象が違いすぎてブラック施設だった…」なんてケースも少なくありません。

そんな時に重要になってくるのが、介護士によるリアルな口コミです。

けど、どうやって口コミ情報を集めたらいいの?と思われるかもしれませんが、手段としては3つあります。

1.勤務している介護士や関係者に内情を聞く

もし転職先として気になっている施設に、勤務している介護士や関係者がいる場合には、直接内情を聞くのが一番です。

介護士の業務はハード過ぎないかであったり、介護士同志の人間関係や実際の残業時間などは、やはり働いている人間にしか分からない部分は多々あります。

2.ネット上で介護士の口コミをチェックする

次にやっておきたいのが、ネット上で介護士の口コミをチェックすることです。

最近では、介護士の口コミを集めているサイトも多いので「気になる施設名 介護士 口コミ」で検索してみてください。

ブラック施設の場合、あまり良くない口コミが多数見受けられるケースも少なくありません。

3.転職サイトを利用して介護士の口コミを聞く

ブラック施設を見極めるにあたって、誰でも簡単に活用出来るのが介護士転職サイトを利用することです。

数多くの介護士の転職サポートをしてきている転職サイトだからこそ、施設のリアルな口コミ・評判を教えてもらうことが出来ますよ。

介護士転職サイトの利用にあたって気をつけておきたいこと

ただ、気をつけておきたいのが…介護士転職サイトを利用すれば、必ず施設の内部情報を聞ける訳ではありません!

介護士転職サイトとネット上で検索してみても、240万件以上の情報があり、実際には100以上の介護士転職サイトが存在します。

これだけの数があれば、中には扱っている求人数が少ない介護士転職サイトもあります。

求人数が少ない会社だとブラック施設を紹介されることも…?!

介護士転職サイトは、人材紹介のビジネスとして成り立っています。

看護師は無料で利用できる代わりに、求人を募集している施設に介護士を紹介することで手数料が入ってくる仕組みになっているのです。

扱っている求人数が少ない=紹介できる職場が少ないので、数少ない求人(ブラック施設を含む)を強引に進められてしまうこともあります。

だからこそ、登録する介護士転職サイトは慎重に選ぶ必要があるのです。

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もし「転職先の細かい情報をきちんと把握してから転職先を決めたい」と思っているのであれば、

介護士転職サイトの中でも「マイナビ介護職」に相談することをオススメします。

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最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました!

当サイトを通じて、少しでも介護士さんが転職先のリアルな情報を知るキッカケになればうれしいです。