【夜勤がキツすぎる…】夜勤なし日勤のみで働きたい方へ。

介護士として働いている限り、夜勤はなかなか避けて通れないものです。

さらには、夜勤は介護士の人数も少ないので一人一人の負担も多く、体力的にも非常にきつい勤務です。

出来れば、夜勤なしで日勤のみで働きたいと考える人も多いのではないでしょうか？

この記事では、介護士の夜勤がきつい理由や、夜勤なしで働くメリット・デメリット、また夜勤なしの求人の探し方について解説します。

介護士の夜勤がキツいといわれる理由について

介護士の夜勤は、キツいといわれる理由についてまずは見ていきましょう。

介護士一人一人のプレッシャーが強い

夜勤では、日勤と比べて介護士の配置人数が少ないため、介護士一人ひとりが負う責任の重さが大きくなります。夜間に患者さんの体調が急変した場合、夜勤の介護士が自分だけであれば、全てを自分で判断しなければいけません。

「万が一何か起きた時に適切な対応ができるだろうか？」と不安を感じながら働くことになるため、プレッシャーに耐えられず夜勤を断念してしまう介護士もいます。

生活リズムが乱れやすい

夜勤に入ると、どうしても昼と夜が逆転してしまうため、生活リズムが崩れやすくなります。毎日同じ時間に眠れないため、ホルモンバランスを崩しやすく体調も悪くなりがちです。中には不眠症や適応症がになってしまう介護士もいます。

体力的にどうしてもキツい

夜勤中は、仮眠の時間もありますが、業務量が多かったり患者さんの急変があると仮眠が取れないこともあります。夜勤は最大16時間の拘束となりますが、もし仮眠が取れないと夜勤明けはヘトヘトになってしまいます。気も休まらず、休憩も取れない中では体力が持たなくなってしまう介護士も少なくありません。

急な休みを取りづらい

夜勤は少人数制で業務を行うため、一人でも欠けてしまうと他の介護士に負担が寄ってしまいます。そのため急な予定が入ってしまっても、休みが取りづらく精神的なプレッシャーが大きいと感じる介護士も少なくありません。

夜勤なしで働くメリット・デメリット

では、実際に夜勤なしで働くメリットとデメリットについても見ていきましょう。

夜勤なしで働くメリット

夜勤なしで働くメリットとして、一番大きいのが生活リズムが整うことです。夜勤生活で体調を崩していた介護士も、日勤のみで働くことで体調不良が改善されるケースも多いです。

また夜勤のプレッシャーが解放されることで、介護士の仕事が楽しく感じる人もいます。あとは日中の仕事がメインとなり、土日休みになるなど生活サイクルが一般的になるケースも多く、休日の家族や友人との予定が立てやすくなります。

夜勤なしで働くデメリット

夜勤なしで働くことになると、夜勤手当がもらえないため収入は下がってしまいます。夜勤手当は1回1〜2万円と高く、それが減ることで収入減に繋がってしまいます。

また夜勤に入ることで、患者さんの緊急対応のスキルが身に付きスキルアップにもなるのですが、夜勤なしで働くとなると介護士としてのスキルアップの機会がなくなってしまいます。

夜勤なしで働ける職場とは？

介護士が夜勤なしで働くとなると、どんな職場があるのでしょうか？

デイサービス（通所介護事業所）

デイサービスは、利用者の方が居宅から通う施設です。利用するのは日中が大半なので、介護士は食事や入浴、レクリエーションなどの介護サービスを提供します。

平均月給は28万円〜。入居施設と異なり朝夕の送迎業務があるのが特徴です。

訪問介護事業所

訪問介護は、利用者の方の居宅を訪問し、介護サービスを提供する仕事です。「利用者の方の住まいで介護する」という点がほかの施設との違いです。

パート勤務の求人も多く、空いた時間を有効活用したい方にも適してます。平均月給は30万円〜。時間給で比較した場合も、他施設より高くなります。

デイケア

デイケアは「通所リハビリテーション」とも呼ばれており、医師の指導のもとで利用者さんにリハビリを提供する施設です。リハビリが必要と医師が判断した在宅の高齢者です。利用者さんは、時間になると自宅に帰るので夜勤はありません。平均月給は24万円〜。

訪問入浴介護

寝たきりなどで、自宅では入浴できない要介護者に対して、浴槽を自宅に持ち込んで入浴の介護を提供するサービスです。

基本的に介護職員2名と看護師1名でサービスを提供します。しかし状態が安定している利用者さんには、介護職員のみでサービスを提供する場合もあります。

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